「夏樹ーご飯食べなさいよ!」

「おしっ完璧☆」



なんか気合いの入っているあたし。

早起きをして、制服改造やら

髪形なんかをいじったりしていた。



「おはよー」

「やっと降りて来たわね・・・

 って、何その格好!?」

「え、あぁ。コレ?

 可愛いでしょっ」


母へ自慢するあたし。

だけど母は、


「やめてちょーだい。

 初日からそんな格好・・・」


と、ため息をつきながら言ってきた


「別に良いじゃんっ

 こっちの方が可愛いもん♪」


「てか、あんた時間良いわけ?」

「うん。余裕っ

 ・・・って!は!?7時40分!?」


壁にかかっていた時計を見て驚くあたし。

そのまま、ご飯を食べずに

あたしは急いで出かけた。


「あ、夏樹に言うの忘れたわ・・・

 『元男子高で、女の子一人』って」