なんていうタイミングで言われたんだ・・・
てか、何で私に相談する前にお世話係が決まってんの!?

そんなことを思いながら私とイオンは入り口まで話して行った。

「ではユーリ様、どうか御気をつけて行ってらっしゃいませ。」
「・・・行ってきます!」

そうしてイオンと別れ、人間界に行ける入口へと飛び込んだ。


<エルザ・クオーク>

何で俺はこんな場所に生まれて来たのだろうか・・・

何故俺はこんなレベルの低い人の中に生まれてきたのだろうか・・・

「こんなこと思っても何も変わんねーか・・・」

俺がそんなことを言っていると、遠くから俺が座っている公園のベンチめがけて女の集団がやってきた。

「ねえ、あなたって彼女居るの??」
「ってか、超カッコいいね!」
「君~、私達と一緒に来ない??」