それから卒業式があったり忙しい日々が続いた私たちだけど、無事に今、結婚式を挙げています。



「寧々、綺麗~…!!」



綾女は私のウエディングドレス姿に涙を流してくれた。



お父さんは先生にケンカを売っていた。


自分から先生の魅力に気づいて私と結婚してほしいとか言ってたくせにさ。


結局は私をお嫁に行かすのは寂しいらしい。




「千鶴も来てくれたの!?」

「来ちゃ悪いのかよ」

「ううん!!仕事で忙しいのに、ありがとね」

「姉ちゃんの結婚式だから仕事休んだ。そのかわりうまいもん食わせろよ』




なんじゃそりゃ!!