次の日、憂鬱な気分で学校の門をくぐると…先生が…谷山がいた。


うわ…。朝から最悪だ…。
どっちかっていうと会いたくなかった。


よりによって朝から出くわすとは…。


私はできるだけ避けて門をくぐる。
どうか見つかりませんように…。


だけど私の願いは神様には届かなかったみたいです…。


「おはよ~天野」


まぶしいくらいの笑顔を私に向ける男…。