青すぎる空

白すぎる雲


田園の緑の絨毯は

風になびかれ、どこか涼しげ


まぶしい太陽の下

焼き焦れるような視線を受けながら

私は地面に佇む


流れる汗は

生の実感さえする


私は走った

心臓が破れるくらい走った


そして

汗とは別につたう汗

深い深い所から湧き上がる感情を

声いっぱいに吐き出した


私は

私は

私は・・・


もう負けない!