グィッ!! 先輩はそう言って私の腕を引いた。 気がつくと、私は先輩の下にいる。 「退いて……。」 私は怖くなって震え出した。 「震えてる?可愛いー。」 こいつ……、 狂ってる。 先輩は私のリボンに手をかける。 「止めて…。」 「無ー理。」 シュル……。 制服のリボンが先輩の手にある。 「や……だぁ、」 「可ぁ愛い♪」 助けて。 助けて。 慧斗!!!!!!