ココは…





校舎内…よね??


「何ココ。」


私は、ホテルの廊下のような空間に
思わず呟いた。


「俺の家。」

「はぁ?!」


“俺の”家?!!!

校舎内に?!

アリエナイ。


左右を見ると、

ドア、

ドア、

ドア!!


「愛実、こっち。」


私は慧斗についていく。

慧斗はつきあたりのドアを開けた。


ガチャ。


「ここリビング。」


ぅ……わ。


「凄い。」