ガバッ!!


私は勢いよく立ち上がった。


「帰らなきゃ!!」


今日はお兄ちゃんに呼び出されたんだった!!


「ぁ、鞄そこにあるから。」

「ありがとう!!」


丁度その時、私の携帯のメール受信音が聞こえた。


パカッ。


……お兄ちゃんからだ。





お兄ちゃん
―――――――――――

愛実の学校の校門前で待ってるゼ
☆‐(ゝω・´★)





「ヤバい……ッ!!」


馬鹿兄貴!!


私は急いで鞄をもって、


「ごめん、帰るね!!



…今日はありがとね。」


そう言って、急いで校門へ向かった。