カウンセラーとか精神科医なんて近付きたくもない。 私はバックレてやろうと席を立ちかけた。 けれど、 窓の外から物凄い圧迫感が襲って来て、 私は椅子に舞い戻った。 外に目をやる。 もうすぐ夏が来るよと、 太陽が地面に照り付けていた。 赤っぽい土の校庭を、 校舎に向かって歩いてくる集団が目に入った。 その中に見つけた。 強烈すぎる魂。