「そして今にいたるというわけ。」

「そっか・・・美優が。」

あたしは涙が出てきた。

「泣くなって(笑)お前・・・泣き虫だったんだな。」

「ちっ違うもんたまたまだもん」

「まっ、そういうことに、しといてやるよ(笑)」

そう言って寛斗は、あたしの頭をポンッと叩いた。

「バカにしないでよ〜。」

とあたしは、頬を膨らました。

寛斗は、由利亜のかわいさに顔が、赤くなった。

「ってか、あれだな。津田は、恋のキューピッドってやつだな(笑)」

「そうだね(笑)」

「津田に感謝しねぇとな(笑)」

本当だよ。

ありがとう、美優。

美優がいてくれて、本当によかったよ。

友達の大切さに、改めて気付かされた。