しばらくあたしは泣いていた。

「学校完璧に遅刻だな。」

そうだ、今日学校あったんだ・・・。

「まっ、いいか。今日は、記念日だかんな。」

「記念日・・・?」

「二人の恋が叶った日。」

そうだ・・・。

あたしはこの日を待ってたんだ。

「そうだね。」

「じゃあ、公園行くか?」

「うん」