｢怖かったんだぁ、俺。告白して、気まずくなるのが。｣

そっか･･･。

寛斗も、あたしと一緒だったんだ。

｢こうなるなら、もっと早く伝えとけばよかったなぁ。･･･ごめんな、つらい思いさせて。泣かせて。｣

あたしは首を振った。

あたしも、鈍感だったんだね(笑)

けど、やっと伝わったよ。

本当によかった･･･。

｢おいっ、泣くなって｣

｢止まんないんだもんっ。うぅ〜(泣)｣

｢しゃあねぇなっ。｣

そう言って、寛斗はあたしを抱きしめた。

びっくりして、寛斗の顔を見たら、超真っ赤だった(笑)

あたしはさらに寛斗が愛しくなった。

そして、寛斗の腕の中で、嬉し泣きした。