春香は、

セミロングで

巻いている髪を

馴れたように指で

くるくるしながら


「そんな事

言われてもね~

イケメンなんて

いくらでもいるんだから

分かるわけないでしょ!」


まぁ、

確かに………。


「そーだけど、

ん、まぁ!!!

あ―んな奴

どうでもいいや!!!」


「今度見たら、

メアドgetしてきて」


「あんな奴の

アドなんて

いらないし!!!」


「あんたじゃないし

私が欲しいの!!!」


「え~」



まったく、

相談にもならないよ。