「あはは、とてもうれしいんですけど、
ボクには似合いませんから……」


「何を言っているの!?
アミちゃん、あなたご自分の美しさに気づいていなくて?」

ううん、いちいち芝居じみてて疲れる人だなぁ……


「その陶磁のような白い肌、
桜の花びらのように奥ゆかしい唇……
スミレのように清純な目元、
そして、その人の良さ! まさに完璧ですわ」


「はぁ……そうでしょうか」