・・・
・・・・・

「・・・・・」

ガバッ!


自然と目が覚めた。

いや、正確には二度寝からようやく目覚めた。


勢い良くソファーから体を起こすと、リアはもう見当たらなくて


テーブルに一枚のノートの切れ端。


{泊めて貰っちゃってありがとっ♪あのね、白井君、大丈夫だって。
また連絡するね・・}

リアらしい可愛らしい字だった。


そうか。

大丈夫だったんだ・・・


白井の事だから、やっつけちゃったのかも。


「・・・はぁ・・」

溜息をついて、壁掛け時計に視線をうつす。


12:30・・・・

結構寝たのに頭が痛い。

無駄な事考えてたからだ



あ・・・竜に電話。


祐樹の言葉を思い出し、慌てて受話器を取った。