「お前さぁ?堂々と煙草ってどうなの?」
屋上で一服してる最中。
ふいに背後から声をかけられる。
驚いて振り返ると、にこっと笑った高貴(こうき)が居た。
光に反射した銀色の髪の毛が、キラキラ光って見えた。
「うっさい。」
アタシはそう答えると、フッと笑って煙草の煙を細く吐いた。
白い煙がのぼっては消えて行く。
「超~いい天気じゃね?」
「ん。」
隣に並んだ高貴が、空を見上げて眩しそうに笑うから、思わずつられて小さく笑った。
高校に入ってから出来た友達は沢山居たけど、高貴は特別な存在だった。
別に恋愛感情とか全くないし、これから好きになる可能性なんてちっともなかったんだけど。
居ても邪魔にならないし、なんつーか落ち着く。
屋上で一服してる最中。
ふいに背後から声をかけられる。
驚いて振り返ると、にこっと笑った高貴(こうき)が居た。
光に反射した銀色の髪の毛が、キラキラ光って見えた。
「うっさい。」
アタシはそう答えると、フッと笑って煙草の煙を細く吐いた。
白い煙がのぼっては消えて行く。
「超~いい天気じゃね?」
「ん。」
隣に並んだ高貴が、空を見上げて眩しそうに笑うから、思わずつられて小さく笑った。
高校に入ってから出来た友達は沢山居たけど、高貴は特別な存在だった。
別に恋愛感情とか全くないし、これから好きになる可能性なんてちっともなかったんだけど。
居ても邪魔にならないし、なんつーか落ち着く。