微かな光りの向こうで


誰かが

アタシを呼んでる・・・



歩き出そうとするのに


暗闇の中


誰かが

アタシの手を掴んだ


悲しそうに


切なそうに


アタシの手を掴む


その手を・・・・



迷って・・・・


でも・・・・・



そっと解いた・・・・




光りの向こう側



たどり着いた時


静かに扉は閉ざされる


誰かを置き去りにしたまま・・・・・・・