気配がしなかったから気付かなかった。
「あー・・・」
なんて難しい質問だろ。
出来たら名前も名乗りたくはない。
「まあいいや。それ、白井の母ちゃんだよ」
「・・・・・」
あー
そうか。
白井のお母さん、確か亡くなってるんだった。
ふと視線を落とすと、ニヤニヤしながら男がアタシを見ている
ゾワッと寒気立つ。
この人・・・何か目がおかしい。
そっと離れた場所に腰を下ろす。
その男は寄り添う様にアタシの隣に腰をかけた。
な、何なの。
ズリズリと後ずさりするものの、男もそれに合わせて体を動かす。
嫌な感じがする。
「可愛いねーっ」
「・・・・・」
そっと腰に腕が回された
「・・・・っ」
もう限界だ。
立ち上がって部屋を出ようとしたアタシの腕を、男が掴んだ。
「待ってよ!」
「・・・・」
記憶が・・・・・
・FlushBackする・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・・・
いい子にしてたらすぐ終わるから・・・
・・・・・
・・・・・・・
「・・・やっ、やだ」
「ちょっと・・」
「離してっ!!」
アタシはムキになって男の手を払うと、部屋を飛び出した。
玄関先で呆然としてる白井と梅沢が目に入ったけど、そのまま階段を駆け上がる。
バタンッ!
白井の部屋、ドアを閉めるとそのまま中から鍵を閉めた。
誰もアタシに触らないで欲しい。
誰もアタシの中を引っ掻き回さないで欲しい。
誰もアタシに・・・
誰も・・・・・
ベットに飛び込んで、小さく丸まった。
ここへ来てから、少しは前向きになったアタシの気持ちは、どんどん沈んで行く。
ゆっくりと目を閉じて、自分の体をギュッと抱きしめた。
「あー・・・」
なんて難しい質問だろ。
出来たら名前も名乗りたくはない。
「まあいいや。それ、白井の母ちゃんだよ」
「・・・・・」
あー
そうか。
白井のお母さん、確か亡くなってるんだった。
ふと視線を落とすと、ニヤニヤしながら男がアタシを見ている
ゾワッと寒気立つ。
この人・・・何か目がおかしい。
そっと離れた場所に腰を下ろす。
その男は寄り添う様にアタシの隣に腰をかけた。
な、何なの。
ズリズリと後ずさりするものの、男もそれに合わせて体を動かす。
嫌な感じがする。
「可愛いねーっ」
「・・・・・」
そっと腰に腕が回された
「・・・・っ」
もう限界だ。
立ち上がって部屋を出ようとしたアタシの腕を、男が掴んだ。
「待ってよ!」
「・・・・」
記憶が・・・・・
・FlushBackする・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・・・
いい子にしてたらすぐ終わるから・・・
・・・・・
・・・・・・・
「・・・やっ、やだ」
「ちょっと・・」
「離してっ!!」
アタシはムキになって男の手を払うと、部屋を飛び出した。
玄関先で呆然としてる白井と梅沢が目に入ったけど、そのまま階段を駆け上がる。
バタンッ!
白井の部屋、ドアを閉めるとそのまま中から鍵を閉めた。
誰もアタシに触らないで欲しい。
誰もアタシの中を引っ掻き回さないで欲しい。
誰もアタシに・・・
誰も・・・・・
ベットに飛び込んで、小さく丸まった。
ここへ来てから、少しは前向きになったアタシの気持ちは、どんどん沈んで行く。
ゆっくりと目を閉じて、自分の体をギュッと抱きしめた。