「あ・・・」



公園のベンチ。

思い出した様にアタシが呟くと、竜が顔を覗いた。



「なになになに?」


「そういえばアタシの友達が男紹介してって言ってた。」


友達とは由美の事だ。


良くわかんないけど、新しい恋をしたいらしい。
というか、恋をしてた事自体が初耳だった。




「「マジ!!!」」


祐樹と竜が食付く。



「・・・・・。」

祐樹はどっから聞いてたんだろ。


コクンと頷くと、ニヤリ、と二人して顔を見合わせる。



「よしっ!女子高生万歳!!」


「お前オヤジかよ!」


「おい!那智も来いよ!」


「ええ?嫌だ。」


「で?いつにする?」


「・・・・。」


何か話しが進んでる・・・・




ま、いいか。


明日話してみよ。