「そなの? ぁ、桃ちゃん久しぶり〜!」

「お久しぶりです!」

「蓮とするときは、優しくしてもらってね!」

「おい」

「///」

「あっはは! んじゃ、ばいちゃー!」


栞さんはスキップをしながら、部屋を出て行った。


「…疲れた」

「栞さんキレー…」

「はぁ? うるさいだけだろ」

「綺麗で憧れちゃう」

「頼むからあんな風にはなんなよ」

「ははっ」


蓮はそっと優しく笑い、あたしの額にキスをした。


「そろそろ帰るか」

「…うん//」



あたしは蓮に送ってもらい、自宅へと帰った。