違うよ…。
別に、イケメンだろうとブサイクだろうと…どうでもいい。
あたしは…
蓮が隣にいて欲しいから。
あたしは自分の席に座り、教科書を全部机の中に突っ込む。
「おはよ」
声がした方を見ると、隣に蓮が座っていた。
…朝ここに来るなんて、珍しい。
「おはよ!」
「…ふっ、朝からテンション高っ」
「ねぇ、転入生だって! 嬉しい?」
「別に」
「えー! いいじゃん、転入生!」
「…男でも?」
「? うん」
あたしが頷くと、蓮の表情は一気に鋭くなった。
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