「いつもの遊園地でいい?」

「ぁ、うん」

「…飽きねぇ?」

「全然♪」

「ならいいけど」



蓮はぎゅっとあたしの手を握る。


そんな小さなことでも、あたしの顔は赤くなる。

周りから見たら、急に赤くなって完璧変な人だって思われると思う。



30分ぐらいで遊園地に到着。


もう何度目かわからない遊園地。


全種類乗ったんじゃないかな。


だからか、蓮はさすがに飽きちゃったみたい。