「なんかあったのか?」
「え…いや…」
「はい、桃嘉ちゃん、話してくださーい」
「うっ…」
あたしは蓮に負けて、
昨日の夜の事を話した。
蓮は、
めちゃくちゃ怒った。
まぁ…わかってたんだけど。
「…お前さ、寝込み襲われるってどんだけだよ…」
「好きで襲われてるわけじゃないし…」
「ったりめーだ。
今日は、俺から離れんなよ」
「え?」
「っつーか、離れると思うな」
「え? え?」
ポーッとしてるあたしを見て、
蓮はフッと笑った。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…