「諦め、られるわけないじゃん…っ!! 何年…何年、好きだと思ってんの…っ?! 桃嘉ちゃんと蓮くんが会う前から好きなの!!」 今まで… 今までずっと…このキモチ、溜めてたのか…? 「なんで…っ 桃嘉ちゃんなのぉ…っ?」 緩まる力。 俺の腕は、とっくに解放されていた。 だけど… この場から離れられなかった。