「いやだ…っ!! 嫌だよ!! なんで?! なんであんな女なの?! お願い…蓮くん… こっち、見てよ…っ!!!」 こんな風に感情を剥き出しにしたナツを見るのは、 何年ぶりだろう。 ナツ…ごめん。 ごめん、本当に。 今の俺は、 その小さな体を抱きしめられない。