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「山口さんって、蓮の事好きだったのかな?」

「知るかそんなの」

「絶対好きだったよ」

「…あっそ」

「ねぇ、蓮」

「ん?」





「短冊、なんて書いたの?」





「…秘密」

「えー!! いいじゃん!!」

「お茶、とってくる」


ぁ、逃げた。

蓮は部屋から出て、リビングの方に向かう。


…んんん??

蓮の部屋を見渡すと、机の引き出しから何かが飛び出していた。


気になって、開けて見ると、

あたしは思わず吹き出した。