翌日、俺は学校に行かず、家でゆっくり。
停学って…楽だと思ったけど、めっちゃ暇。
これなら、鍵代払った方が良かったかも。
…いや、それは勘弁だな。
その日、勉強して、寝て、勉強して、寝て。
そんな日が、6日続いた。
日が進むのは早くて、気づいたら停学最終日。
「れーん、お客さんきてるわよー」
客??
坂上、か??
俺はダルそうに、階段を下りて行く。
「誰」
「すっごい可愛い子!」
は??
俺はとりあえず、玄関のドアを開けてみる。
そこには、思わぬ人物が。
「こ、こんにちは…」
「きし、もと…??」
なんで…こいつが??