飯田が好きだと自覚して、少し…話しかけにくくなった。
恥ずかしい、そんなキモチが生まれた。
「ぁ、あの飯田」
名字を呼ぶのですら、声が裏返る。
”いつも通り、いつも通り”
そう思いながらも、できない自分。
いつも通り、って…
どうやるんだっけ。
「…なぁ、岸本」
「は、はぃっ!!」
…ぁ、しまった。
飯田は、一瞬目を丸くしたけど、すぐにククッと腹を抱えて静かに笑う。
「…なに//」
「ぶっ、お前最近変じゃね?」
「へ、へ、変じゃないよ!!」
ば、バレてる…?!
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…