そんな時、私はあなたに出会った。



私は真夜中にどこに行くのでもなく、ただ歩いていた。



気づいたら町の中心から北へ少し歩いたところにある


この町の闇の場所、強盗や窃盗、レイプや殺人…などいろいろな犯罪が怒る場所。



通称
《black》



私はそこの路地にいた。




人は誰もいない…



blackに人がいないことはすごく珍しくて。



私はその異様な空気に不思議さをかんじていた。



私が住む場所はこのblackの中で、私はそう遠くまで歩いてはいなかった。