えっ?
刹那…ゆうかさんって誰?元カノ?
それとも…彼女?
あたしの心の中はモヤモヤ感が漂っていた。

なんでこんな胸痛くなるんだろ?

意味わかんないし…
そんなこと思ってる内に
30分経過していた


『刹那っ30分たったよ。
起きて』
刹那は目を覚まして背伸びをして
『あ…あぁ。
違うとこ行くか…どっか
行きたいとこある?』
『プリクラ…撮りたい』
『ぇぇよ!行くかっ』

自転車を漕ぎゲームセンターへと向かう

刹那は優しすぎる…
急に言ったことなのに
ちゃんと撮ろうとして
くれてる…
なんでそんな優しいの?
刹那…

『着いたで』
その声にハッと我にかえる
『撮り行こっか…
携帯に送れるのがぃぃ』
刹那は当たりを見回して
『じゃあ…あれは?
最新って書いてるし』
『そやなっ』

機械の音声に従って
ポーズを決めてくあたし達。落書きするプリクラを
選んで落書きコーナーへ。
『俺…こうゆぅの書くの
好きなんだぁ』
『刹那ってプリクラ撮りに来るの?』