そしてやっと聞けた
一言。
『刹那は…稚沙と
付き合ってるんじゃ
ないの?』
『あいつがドイツ行く日…米倉とは別れたよ。
って言っても米倉は
刹那のこと脅してたんだ
けど…』


『なに?
どうゆうこと…?』
『やっぱ知らなかったんだ…』
『拓哉…お願い教えて』

あたしの声はきっと
震えていた。
刹那が稚沙と付き合った
本当の真実。