すると刹那が
『それならもう決まってるよ。
ほら…今こっち向いた奴』そう言いながら手招きをしている刹那。
手招きされた男子はあたし達の方に歩いてきた。

『こいつ…渡瀬 陸人って言うから』
『あたし米倉 稚沙』
『佐倉 麻衣です。
この四人で班決まりで
いいよね?』
余った時間であたし達は
話しをしてた
陸人と話しをしていると
アドを聞かれて互いに教えあった…

陸人…絶対モテるんじゃないかな?
カッコいいし…
みんな陸人と同じ班なりたかったんじゃないかな…

『もう陸人と仲良くなったん?』
『刹那…少しね。
なぁ陸人ってモテるんじゃない?』
『彼女と別れたら女すぐできてたしな…
モテるだろうけど…あいつ女ったらしみたいな感じ』
『ふーん。
なぁ…午後どこ行く?』
『んー…
放課後決めよっ』
『うん』
しょんぼりしたまま返事を返すあたし。

それからみんなが調度決まった時にチャイムが鳴った。
チャイムが鳴ると急いで出ていく稚沙
『麻衣っ明日!』
『明日ね-』
と言って手を振る。
振り終わったあと刹那の方を見る

『よしっ!
行くか麻衣』
二人で自転車置き場へ向かう