どおしよっかな…
英語にもかかわって
いきたいけど…
福祉の仕事にも就きたい。きっと…刹那は通訳に
就くはず…。
だから通訳になりたい
訳じゃない。
あたしも英語が
スキだから。

でも…通訳になったら
刹那のこだけ考えて
しまう気がする。
だったらあたしは…
ちゃんと由夜に
話さなきゃ。

終わりのチャイムがなって昼休み。
由夜と一緒に
中庭に行った。
『昼飯っ昼飯』
そう言いながらお弁当を
開ける由夜。
『由夜…5才くらいの
子供に見えてくるよ…。
ねぇ…由夜』
『どした?』
あたしは一息ついて
『あたし将来決まった』
『まぢ!?』

『うん…。
福祉関係の方に
就くことにしたんだ。
さっきの時間考えてた。
きっと通訳になれば
刹那のこと思い出す。
だったら…福祉の方に
就いた方がましだよね。
それにあたし…
おじいちゃんやおばあちゃんの笑顔見るの
スキなんだ。
少しでも役に立ちたいの』