『そーいえば…合宿やるんやろ?2泊3日の』
『麻衣と同じ部屋がぇぇ…いっぱい話したいことあるんやもん』

『あたしも!』
稚沙と話しをしていると
チャイムがなった
自分の席に着いて小説を読もうと本を机の中からとり出す。
その時隣から
『おはよう…麻衣』

声をかけて来たのは刹那
だった
『おはよっ!
今日…合宿のこと決めるらしいで』
『合宿かぁ…旅行みたいだよな。二泊三日』
『確かに!言われてみれば』

今日の午後ヒマだなぁ
誰か誘って遊ぼっかな…
刹那…今日ヒマかな?
駄目もとで誘ってみよっ

『なぁ…刹那
学校終わったらどっか
遊び行かない?…駄目?』『いいよ!俺暇人だし』


それから教室に遅れて先生が入ってきて合宿のことに着いて話し始めた。
『じゃあ各自班つくって』先生がそう言うといっせいにみんな動き出した

『稚沙っ一緒なろ』
『当たり前じゃん。
それよか男子誰となる?』『刹那は?
なんかまだ決まってないみたいだし』
『いいよ。知らない奴よりはましだし』

あたしと稚沙は刹那のとこに歩いて行った
『刹那っ
あたしと稚沙と一緒の班
ならない?』
『ええよ』

『なぁ…後一人どーする?』
と稚沙が言う