『それはよかった。
佐倉のクラスは二組
だからな…』
『あの組表とか
見せてもらえますか?』
『えぇっと……これだ』
『ありがとうございます』
二組かぁ…
二組には拓哉と由夜が
いた…。
陸人は隣の一組。
刹那と稚沙は一緒の…
五組だった。
あの二人…一緒のクラス
なんだ…

『佐倉…そろそろ
クラス向かうぞ』
『はい…』
先生とあたしは職員室を
出て離れてる校舎にある
教室に向かった。
『呼んだら教室に
入って来てな』
『はい…』

先生は教室に入って
色んなことを話し始めた

『佐倉…入ってこい』
ドアを開けて教室に入る。
『佐倉 麻衣です。
一年の終わり頃から
最近まで留学してました。これからお願いします』
『佐倉の席は…
静嶺の隣だ』
しずね…?由夜の隣か。
『麻衣っ久しぶり!
わかんないことあったら
何でも聞いて!』
『ぁりがと』
それから由夜からもう少しで行われる文化祭に
ついて聞いた。
あたしらのクラスは
喫茶店で今日から準備
らしい。

そして放課後…
『麻衣っ…寸法あわすからこっちきて!』
『いま行く!』
あたし達は7時まで
準備をした。