朝ご飯を早めにすませ
家を出る。
校門を歩いてると
肩をポンと叩かれた。
『麻衣っおはよう!
昨日はあんましゃべれ
なかったから今日
いっぱい話そう』
『そやな!稚沙って
彼氏いる?』

きっと稚沙いるんやろな
こんな可愛いし

『いるよ。3つ上の彼氏!』『ええな〜。』
『麻衣は?彼氏いるん?』

『いるわけないじゃんっ…ほしいけど』
『なら…好きな人は』


一瞬なぜか刹那の顔が
浮かんだ。
なんで刹那の顔浮かぶの?刹那は友達だし!!

『いないよ』
『麻衣って黒崎のこと好きなんやと思ってた』
『なんで…あたしと刹那は友達だよ』


『でもよぅ黒崎と仲よぅ
なったな…あたしには無理や』

『刹那見た目怖そうやけど話せばそぅでもないよ』

『ピアスいっぱい付けてるし…絶対関わりたくない』
『あたしも…入学式の時…同じクラスなりたくないて思った。
今はなってよかったけど』
稚沙と話しをしているうちにクラスに着いた