あたし達の学校は
夏休みになっていた。
あたしと刹那と稚沙と
陸人と拓哉の五人で
一泊二日の旅行に
来ていた。
『夜さっ花火やろ!』
稚沙の提案にみんなが
賛成する…
『じゃあ…あたしコンビニに買いに行ってくるよ』
『俺も行く』

あたしと陸人で
行くことになった
『麻衣…行こ』
そう陸人が言ったあと
後から肩を叩かれた
『俺も行く』
『刹那っ…まっとけば
ぃぃのに。
花火買うだけだし…』
『ん?荷物もち』
『荷物なら俺持つし』
『まっいいじゃん。
もぅ歩いてるし』

そんなことをコンビニに
着く間に言っていた
あたし達。
結局三人でコンビニに
来てしまった。
『花火って…
この二つでいいかな?』
『いいんじゃね?
ついでだし飲み物買って
行こう!』
『そんならお菓子も!』
とコンビニの中でうるさく話しをしてたあたし達を
店員が睨み静かになる。
あたし達は目を合わせ
小声で笑い合う。