翌日…二泊三日の合宿―
『おはよぅ…稚沙』
『おはよっ!
やっと合宿だね〜』
そんな平凡な会話を
しているあたし達の前に
刹那と陸人が来た。
『おはよう!
刹那っ陸人っ』
『おぅっ!』

二人声を合わせて
挨拶を返してくるた…
バスに乗ると
音楽を聞いたり…
お菓子を食べたり…
お喋りしたり…

そうしてる内に
合宿する山に着いた。

班で協力してテントを
二つはった。
『テントの中って
寝心地わるそうっ』
稚沙が嫌な顔をして
しゃべる。
『確かにー。
でも…いっぱい話ししような』


担任がみんなに集合をかけ夕食を作ることになった。合宿といったら
カレーに決まってる…
あたし達はカレーを
作りながら今日の夜やる
肝試しのチームについて
話しをしてた。

『チームどーする?』
とあたしが言うと
『女同士…男同士で
ジャンケンして勝った奴
どおし…
負けた奴どおしで
チーム組めばぃぃんじゃね?』