「その表情、新鮮かも」 ニカりとさっきの 無表情は何だったの? と言いたくなるような 無邪気な笑みが一瞬こぼれた とゆうか一方的に 意味不明な俺を差し置いて 女は俺から少し離れた 所にちょこん、と座った 日陰の裏庭、 本来は5限目の時間、 見知らぬ女と2人で 静かな時の流れを 揺れる髪で感じながら 違和感のある時間を過ごした