今思えば 全部、カイトのおかげだ。 あの時、私を助けてくれたのが カイトじゃなかったら・・・・ そう思うとヒヤリとする。 「一度ちゃんとお礼がしたいな。」 なんて、ぼそっとつぶやいていたら もう行くわよって お母さんに腕を引っ張られた。