李香の体を包みこんでいた氷は炎が完全に消えたのかガラガラと崩れた。
崩れた後に殺そうとした紅牙の方を見たが、先程までの威勢は何処に消えてしまったのか誰もが見ても分かるくらいに動揺し汗をダラダラを垂らし、理由は分からないが怯えていた。
「ずいぶん好き勝手にやったようだな。なあ紅牙?」
またしても自分の部屋に居ないはずの人の声が聞こえ『またなのね』と半分呆れ返っていた。
ちなみに黒縁眼鏡をかけた青髪の青年は初めて紅牙と会ったような体制でこちらを李香というか紅牙を満面の笑顔で見ていた。
「・・・・・・事故だ・・・」
「ん?聞こえんな?」
きっと聞こえているだろうが、その黒縁眼鏡をかけた青髪の青年が聞きたいのはその場の説明ではないらしい。
崩れた後に殺そうとした紅牙の方を見たが、先程までの威勢は何処に消えてしまったのか誰もが見ても分かるくらいに動揺し汗をダラダラを垂らし、理由は分からないが怯えていた。
「ずいぶん好き勝手にやったようだな。なあ紅牙?」
またしても自分の部屋に居ないはずの人の声が聞こえ『またなのね』と半分呆れ返っていた。
ちなみに黒縁眼鏡をかけた青髪の青年は初めて紅牙と会ったような体制でこちらを李香というか紅牙を満面の笑顔で見ていた。
「・・・・・・事故だ・・・」
「ん?聞こえんな?」
きっと聞こえているだろうが、その黒縁眼鏡をかけた青髪の青年が聞きたいのはその場の説明ではないらしい。