「僕,ルウ

よろしく」




いきなり話しかけてきたのは,黒髪に赤い瞳の可愛い男の子





『うん,よろしく』







「僕の後ろの奴はシャイド」



そう言い自分の後ろを指したルウ





そこにいたのは,こげ茶髪に,黒と赤のオッドアイの人だった




「よろしく」




それだけ言いどこかにいってしまった




「それで,そこにいる奴がラウ」



ルウが指差した先にいたのは,机にうつ伏している黒髪の人だった





ラウと呼ばれた人は机から顔をあげて私を見る



「お前・・・・


なんでこの学校に入った」



『暇つぶし』


すると,ラウと呼ばれた人は口角をあげ


「気に入った」


と呟いた