紅茶を飲みながら、愛美の話を聞く。
お客さんとアフターに出てから、
圭輔くんにメールしたら、【早く帰れよ】って返信があったらしい。
それから、私のメールを見て、家に帰る前に電話したら、
ちょうど私と洸太が店に着いた頃で、
安心して家に帰ってきたと…
それから私達が店を出た頃に帰ったと報告の電話が入り、
それから連絡が取れなくなったらしい。
『圭輔、どんな様子でした?』
『かなり酔ってたと思うよ…?私達もあまりに忙しかったから、すぐに店を出ちゃったんだけど…』
『圭輔目当ての女の子とかたくさん来てませんでした?』
『ううん、同業者ばっかりだったと思うよ〜女の子だけのお客さんはあまりいなかった気がするけど…』
愛美は『はぁ〜』と大きく溜め息をついた。