それから土曜日までの3日間、愛美とは一言も話さなかった。
愛美から話し掛けてくる事もなかった。
愛美が何故、圭輔くんと別れて
毎日、真田さんと店に来るのか理解出来なかった。
(そんなに簡単に圭輔くんの事を忘れられるの?)
愛美がわからなくて苛々していた。
私は早く土曜日になることだけを考えて、
ひたすらお客さんを呼んで気を紛らわせていた。
『お疲れさまぁ〜』
(やっと終わったぁ〜!!)
長い3日間だった。
愛美といた時は、あんなに時間が経つのが早かったのに…
あれから、洸太とも話していなかった。
私は正直、少し疲れていた。