青い空にいろんな形をした雲
心地好い風が吹く

「なぁ、俺おまえのことすき
だから俺と付き合え」

この言葉今日何回言っただろうか

もちろん結果は「ごめん」だ

そういったあと女は走って友達の元に
走って戻っていく

その女たちの会話が聞こえる
「みほどんまい、あのタラシ男につかまっちゃったかぁ。」
「もうまぢありえない‐なんであたしなのさ‐」
「桜井光輝顔はいいのにねー
性格があれじゃあね」


俺は深くため息をつく。
城南学園2年桜井光輝あだ名はタラシ男

そういわれても仕方ないだろう
一日に何人の女にコクってんだから

いつの日からか俺は学園内では有名だ。
タラシ男ってことで

別に周りに何て言われようたって俺は気にしない
全部本当のことなんだから