「違う!!ちょっといろいろあっただよ。てか、これ解け!!マジイテ~~」
真が
「解いて欲しい時なんって言うだっけ??」
優輝が
「まだ言わせるのかよ。イテ~~。」

「早く言わないと、もっと痛くするよ。」
ニヤニヤする。

優輝
(このドSが~~。これで女の子かよ。)
『なんとかしてくれ。』

『完全に決まっているから無理だ。ククク。』

優輝が腹を決めて
「真様。この憐れな下僕のために解いて下さませ。」
真がゾクゾクして
「よろしい。」
優輝の腕を離す。
(マジ最悪だ!!なんだよ。この天性の女王様の性格は!!)
優輝が逃げるように部屋に戻った。
陰と陽さんがかなり笑っていた。
陽さん
『おもしろい人ですね。』

『ククク。まったくだ。優輝今度代わってくれ。』
優輝
『おう!!アイツをボコボコにしてくれ。』

霞が帰り、優輝が真に
「何しに来ただよ??」

「聞いてないの??純也さんが修行の地に行ったから、代わりに私が来たってわけ。」
じいちゃんが
「いきなり純也に頼まれての~」
優輝
(あんなヤツいなくていいけどさ~。)
真がじいちゃんを見てすぐに姿勢を正して
「お久しぶりです。先代御当主。」