一時間ぐらい部屋でゴロゴロしていたおかげで大部ケガが治ってきた。
いきなり優輝の母さんが部屋の外から優輝に
「優輝~??今日からいとこの真君泊まるから~仲良くするのよ。」
優輝がガバッと起き上がる。
(アイツが来るのかよ!!)
陽さん
『誰です??』
優輝が
『俺の宗家で、俺と同い年で、霊力使うのが結構上手くて……かなり最悪な野郎だ!!』
陽さん
『どういうことです??』

『見れば分かる。』

夕方、霞と彩乃が学校のプリントを渡しに家に来た。霞が玄関で優輝にプリントを渡して帰ろうとした時、玄関が開いて
「お邪魔します~。」
見知らぬ女子が入ってきた。その女子は髪はショートで可愛いと言えばかわいい部類に入る。
優輝が
「どちら様??」
その女子が優輝と霞と彩乃の顔を見る。
(なんだ??)
霞が
「あっ!!」
優輝
「知ってのか??」
霞がその女子の方に手を出して握手をする。
「久しぶりだね!!元気にしてた??」

「まぁ~、そこそこ!!」
優輝が少し怒って
「誰だよ!!」
霞が
「え!!分からないの??真ちゃんだよ。」
優輝が驚いた表情をする。