霞が
「どういうこと??」
真が軽く舌打ちをして
「アレがヤマトノオロチの真の姿。人型になると個々に動けるの。」
霞桜が
「チッ、アイツら仲間を盾にしやがった。」
霞が侫歌を見る。
彩乃が倒れている他の奴等を見る。深く被ったフードから、界龍が
「四人弱い、闘い、邪魔。」
翔龍が
「まさか四人もやるとわな。」
霞が叫ぶ
「なんで??仲間じゃないの??」
死龍が
「あぁ~、仲間??キャハハ、しらね~よ。コイツらが弱いだけだろう。キャハハ。」
霞がその高笑いをする死龍に向けて、刀をギュッと握る。
「霞桜。アイツを倒したい!!」
霞桜が
「……正直に言うと、勝てる可能性は10%もないぞ。勝てる方法は一つだ。」
霞が
「何??」
下唇をギリッと噛む。霞桜がはっきりと
「逃げろ。そして、勝てる時期を待て。」
真が
「それがいいかもね。手遅れになる前に。」
霞が
「嫌だ!!」
と言って死龍に突っ込む。
「花鳥風月『鳥』」
と言って霞は上空に飛び死龍に突っ込む。
死龍はニタリと気味悪い笑みを浮かべて、ナイフを握り羽を切り裂く。
「なんで??」

「テメ~には借りがあったな~。死ね。」
と言ってナイフを突き刺す。