だけど、だけどね?
そんなあたしを変えてくれた。
たった一人の人。
これからも…もっとあたしを変えてくれるの?
変わっていくあたしを、仁なら受け止めてくれるの?
そんな風にあたしの考えを変えてくれた仁は、やっぱり凄い。
かっこよくてさ?
年下なのにさ?
どうして、そんなに大きな存在なんだろう。
どうしてあたしのこと、好きになってくれたんだろう。
どうして、あたしでいいんだろう。
そんなことを聞いたら、また
“綾さんやからやん”
って優しい笑顔で答えてくれちゃうんだろうな。
いつの間に、こんなに大きな存在になったんだろう?
いつの間に、こんなに仁が好きなんだろう?
いつの間に、仁じゃなきゃ駄目なんだろう?