「今の忘れて…!!であんたたちも考えてんだ。3人で…」


「まーね」


「つかサボってないで授業出れば?入学したばっかでしょ?」


こんなことを言ってるあたしもだけど…


「まぁまぁ一緒に考えよ!」

「はっ?ならいい案でもあんの?」


いい案があるならいいかなって思ったけど。


「俺さぁピッキングのセット持ってるんだけどなかなかダメでさぁ。」


「なかなかやるね。まぁいいわ。そのピッキングセット貸して?」


あたしは涼からピッキングセットを借りて屋上に向かってピッキングを始めた。

5分後。

カチャ


「空いたよ?」

ガラガラ
ドアをあけて屋上に出る。

「すげぇな!!」


「こんなん簡単じゃん」